DPAT (Direct Perfectly Audio Tranceport)

2003年 衝撃的なデビューを果たしたDPAT-01の歴史

同時再生のサーボの影響を根本から排除

DPATはCD製作と同じ手法のコンピュータパーツを使ったトランスポートとして2003年の衝撃的なのデビュー以来6年が経ちDPAT-01、DPAT-Proマスタリングシステム DPAT-02と進化し 7年目からの未来を見据えたネーミングのDPAT Seven 64 へと進化いたしました。

DPATは従来のハイエンドオーディオ再生で問題となっていたサーボなど回転しながら読み取りそれを同時再生する際に音楽を汚すクロックへの影響があるシステムを根本から排除したPDM_Playerという特許出願のメモリー再生システムを搭載。その音をA&Vフェスタで評論家はじめ多くのオーディオファンに聞いていただき、今までのハイエンドCDトランスポートとは異なる、「揺れないフォーカスの合った」新時代の再生音をお聞きただき そのときの皆様の驚きの声は今でも忘れることが出来ません。
あれから 6年の歳月を経て 時代は各種メディアは配信のため技術に取って代わり、デジタル放送はじめネットワーク配信された様々なメディアやポータブル機器で再生へと変わってきました。まさに時代を先取りしたDPAT-01ですが、DPATはさらに最新のテクノロージーを得て、未来を見据えたDPAT Seven 64と進化いたしました。



DPAT-01
DPAT-01は CD製作現場では 既に常識となっている 汎用コンピュータを使った再生システムです。オーディオ用の CDプレイヤーに限らず 昨今の家庭用電化製品はCPUやメモリーを搭載して ほぼ全てがパソコンと同じ構成となっておりますが、専用システムでその能力は高音質再生をするには不十分と考えていました。OJI Specialでは CDを再生するには CD製作現場と同じシステムのほうが 家電製品の何百倍何千倍もの性能の処理能力を持っているものも製作可能なことからより高性能のシステムが製作できると考え DPATを開発いたしました。
DPAT Seven 64は DPATで得られたテクノロージーに加え、業務の世界では当たり前の技術であり そして 昨今では生活の一部になった感さえする最新のネットワーク技術を融合。
インターネットはもちろん、家庭内に構築された ローカルエリアネットワーク間を隔たりなくアクセス出来、ネットワーク業務機で活躍するファイルサーバーなども搭載した、 まさにマルチメディアサーバートランスポートと呼んでもよいほどの トランスポートに生まれ変わりました。

interBee2004出展のDPAT-Pro マスタリングシステム(Sequoia搭載)

メモリー再生ソフト PDM_Player 

CDによる音楽再生の根本的な欠点は同時再生です。回転させながら読み取ることで 正確に読むためには強力なサーボが必要ですが、その強力なサーボは強力なノイズを発生し音楽を汚します。正確に読むためには 強力なサーボが必要で インピーダンス負荷に流れる電流はその加速度が大きいほど大きな電圧が発生するからです。DPATはそのプロセスを全て排除。 また再生ソフトも吟味! 完璧に読み取ったデータをハードディスクから再生する場合には クロックと非同期転送なため 遙かにCDプレイヤーより有利ですが、まれに発生するサーボノイズの飛び込みも排除。CPUバスに接続された最速のメモリーから再生することで 一切のサーボを排除いたしました。
さらに その再生ソフトにも注目。再生ソフトを変えると音質が変わりますが、クロックにあわせたソフトウエアの動きでさえもハイエンドオーディオでは問題となるのです。プレイヤーソフトにより音質がかなり違います。OJI Specialでは 自社製 超軽量動作 PDM_Player(Windows再生版は標準搭載)で完璧に近い再生をおこないます。
PDM_Playerによる 超高速なバス直結メモリーによる メモリー再生はHDDやUSBメモリーのようなFLASHメモリーなどの遅いディバイスでは絶対に得られない性能です。CDメディアを回さず再生する HDDから再生するDPATでも高音質ですが、さらに完璧な再生を目指し  回転体のHDDすら介さない、メモリーからの再生がお楽しみいただけます。

CDプレイヤーではソフトウエアの入れ替えは不可能ですが、DPATシリーズならできます。日々進化するソフトウエアのアップグレードが可能です。いつでも最新の状態でお使いいただけます。

DPAT Seven 64では メモリープレイヤーも更に進化。OSそのものを 高速動作可能な Linuxに変更。それも通常では使わない最先端の64ビットカーネルを採用しています。さらにバス直結のメモリー上に展開した 音楽ファイルを システム上のキャッシュメモリを利用して再生するという最新の手法を採用いたしましました。 またSSDモデルでは全てのサーボを排除いたします。
CDトランスポートなど CPU組み込み機器では得られない ハードウエアやソフトウエア そしてOSに至まで最先端のテクノロジーを使った再生が 手の届く価格で提供することが出来るようになりました。

DPAT シーリーズは

DPAT2 シリーズ (CD再生に特化したDPAT-01と同機能タイプと ハイビジョンブルーレイ再生まで可能なタイプ)
DPAT Seven 64 シリーズ (音楽データ再生に特化した メモリープレイヤー専用システム)

DPAT series

DPAT2-01
DPAT2-AV
DPAT2-Pro


※ Custom made Option

PDM_Player
24bit/96KHz
24bit/192KHz
DFIL-02
Ext HDD Drive
Mastering Software
Word Clock
Multi chanel recording